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刀姫in 世直し道中ひざくりげ 疾風怒濤編 第146話 悪夢

 呪いとは人や霊が物理的手段を用いず、精神や霊的手段によって社会もしくは個人に災いや不幸・不運をもたらそうとする悪意ある行為のことをいう。
 つまりは人が目視できない何らかの方法で相手を苦しめようとすることを呪いと呼び、特に人が特定の人間を呪おうとする場合は「呪詛(じゅそ)」。対象を悪だと判断して滅するためにかける呪いのことを「調伏(ちょうぶく)」ともいい、これは平安時代で活躍した陰陽師という役職者たちが得意とする技であったらしい。

 

 さて、普段私達が口に出さないものの大抵の者が周知している「呪い」なる言葉であるが、清兵夫婦が町で行商人より譲り受けた女の人形には、説明の一つも聞いてはいなかったけれど実は恐るべき「呪い」がかけられていたわけである。

 

 恐るべき呪いというからには今後の物語に大きく関わって来るのは必然であるが、此処で一気に説明してしまうのは辞めておき、この夫婦と娘の椿、そして息子の梵に訪れた望むはずもない悪夢的大災難について続けて語ることに致しましょう...

 

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