刀姫in 世直し道中ひざくりげ 疾風怒濤編 第152話 安堵
椿は眠く重たい目を擦りつつ、先に眠っている梵の布団に入り込み、寄り添うように身体をくっつけたかと思うと、一分もかからず「スースー」と寝息を立てて眠りに着いた。
清兵とトキの二人も、子供達の横に並ぶ敷いていた一つの布団に入り、顔を合わせて囁くように話す。
「年越しを無事に迎えられてよかったわ」
「そうだな、今年は家族にとってずっといい年になるよう頑張らにゃぁ...」
清兵は疲労と安堵感から言い終える頃には眠ってしまい、トキもその寝顔を微笑ましい顔で眺めながら眠りに着いたのだった...
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